【2017ver.これを見ればOK】ミスチルのアルバムランキング!
知らない人はまずいないであろうMr.Childrenのアルバムをランキング形式にして紹介していこうと思います。
Mr.Childrenは’92年デビュー。もう?そろそろ?ベテランの域にはいってきます。しかしその長い活動期間の間に出したオリジナルアルバムは16枚とやや少なめ。しかし、傑作が多い。ギュッと凝縮されているとでもいいますか。とにかくまあミスチルですから、「J-POPファンとしては聞いておきたいな」って人もいるのではないでしょうか。『J-POPの王道』であって、今もなお走り続けているからこの人達抜きにはJ-POPを語ることはできませんからね。ではではグダグダやっていきます。
評価基準
- 『1/42』『B-SIDE』は含みません。
- 星のレートは白星が半分、黒星が星1つ分の満点は7つ星とします。
- 〈注目すべき曲〉の欄にシングル曲は入れません。
- です・ます調やそうでなくなる時もありますがご了承ください。誤字脱字は許して下さい。
では、はじめましょう!
16位 『EVERYTHING』 ’92年 ★☆
記念すべき最初のアルバムが最下位。しかしこのころからメロディセンスは抜群。風格は見せていたんだなと(今更だからなんとでもいえるけど)。正直、今のメンバーが歌うのを躊躇うんじゃないかと思うくらい可愛い歌詞。現在のミスチルのイメージとはもしかしたらかけ離れているかも。
注目すべき曲
7.『CHILDREN'S WORLD』
若い!! 歌詞が若い。「tour 未完」では今のミスチルに近いという意味で演奏された。
15位 『Versus』 '93年 ★☆
かっこいいというか古いというか、クールなミスチルという印象。でも順位は低め。意外と聴けばハマるのかもしれないけど、筆者があまり好きではない。プチブレイク期の最初のアルバムとも言えるかな。玄人好みのアルバムだと思う。
注目すべき曲
1.『Another Mind』
一曲目からこれ。渋い。マイナーコードがかっこいい。筆者もギターをかじってるんだけどこれは渋い。かっこいい。やばい。
8.『LOVE』
純粋なラブソングじゃなくて、少し遊んでみたい年頃の歌。なんというかはずかしいけどそれがいい。かわいい。
10.『my life』
62円の切手が時代を感じさせる。聴けばわかる。
14位 『Kind of Love』 '92年 ★★
なかなかの良作だとは思う。でも個人的に良作止まり。一曲一曲、粒になっていて主張している。Vo.桜井さんの声が綺麗。そして、アルバムタイトルもいい。和訳して『愛のようなもの』。当初、若かったミスチルメンバーにとっては『愛』というものは重かった、というエピソードもどこかで聞いたことがある気がする。聴き始めにはあまりおすすめしないがいいアルバム。
注目すべき曲
3.『BLUE』
前述した、桜井さんの声が綺麗っていうのは個人的にはこれ。聴いてて気持ちよくなるレベル。
6.『Distance』
最初のエレキでもうだめ。メロディが気持ち良い。
7.『車の中でかくれてキスをしよう』
アコギのイントロからやばい。これを車で流してそのままキスの流れにいった人は何人いるんだろう。
13位 『[(an imitation) blood orange]』 ’12年 ★★☆
打って変わって最近のアルバム。かなりいいアルバムとも思うけどいまいち爆発力がない。マンネリ化が見えないこともないが、おもしろい曲があるのも確か。アルバムとはあんまり関係ないかもしれないけどタイアップが多い。聴き始めにおすすめするアルバムでもないかな。「コバタケサウンドが強い」と長年言われてきたがそんなに気にしなかった私が本作で危機を抱いた。
注目すべき曲
2.『Marshmallow day』
ポップなミスチルってこれでしょ、まさに。
4.『常套句』
”君に会いたい”
このフレーズで泣いたのはこの曲だけ。
8.『インマイタウン』
年末になると聴く。
12位 『Atomic Heart』 ’94年 ★★★
当時のアルバム史上最も売れたアルバム。3ミリオン。まさにモンスターアルバム。ダークな曲と明るい系の曲が交互に収録されているのが印象的。一方で、ポップ志向で行きたいのかダーク志向で行きたいのか迷いが見えるともいえる。アルバムのアートワークは真っ青な背景に白い字で小さく白く印刷されているのみ。『innocent world』でMr.Childrenが絶頂期を迎え始めた当時のミスチルの”色”として最適だっただろう。’90年台のブレイク後すぐのミスチルなら間違いなくこの一枚。
注目すべき曲
2.『Dance Dance Dance』
これは盛り上がる。ライブでも御用達。
5.『クラスメイト』
一番好き。譲れない。
10.『雨のち晴れ』
「こういう曲もかけるのか!」と驚いた曲。でもこの世界観、リアルで結構好き。
12.『Over』
初期のミスチルの王道。顔の割に小さな胸。
11位 『SUPERMARKET FANTASY』 ’08年 ★★★☆
キラキラしたミスチルを聴きたいなら迷わずこれ。とにかく聴き終わったあとの満足感は半端じゃない。10代、20代でも知っているような、いわゆる最近の曲(最近と言っても’08年)が多く、聴き初めにもうってつけの一枚。いわゆるコバタケサウンドが前面に押し出されていて、ロック色は少ないためか聴きやすい一枚となっている。初心者向けでもある。
注目すべき曲
3.『エソラ』
ポップな曲。MVもミスチルが楽しそうでいい。
9.『東京』
東京在住ではないが好きな曲。「よし、頑張ろう」と素直に思える。
10.『ロックンロール』
どんなに激しい曲なのかと思ったが違った。桜井さんらしさが良くも悪くも出ていて好き。
10位 『SENSE』 ’10年 ★★★☆
衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えている。まさに衝撃作だった。ポップなミスチルがそれだけではなくなった瞬間だった。アルバムの流れが秀逸。しかし違和感がなく全体的にまとまっている。このアルバムは、賛否両論あるだろうが一言で表すなら 「銀賞」。
注目すべき曲
1.『I』
衝撃はこの曲から。挙句には死にたいとか言い出すんでしょう?!
2.『擬態』
これも名曲。いわゆるミスチルっぽさ全開。
4.『I'm talking about Lovin'』
可愛いミスチルと言うか聴いていてウキウキしてくる。
5.『365日』
聴いたことない人はいないだろう名曲。
6.『ロックンロールは生きている』
ミスチルのロックを再確認できた曲。1曲目衝撃過ぎて霞んだ…。
11.『Prelude』
アルバムの総括は恐らくこの曲。一日の終わりに聞きたくなる。前奏曲なのにね。
12.『Forever』
9,5位 『REFLECTION {Drip}』 ’15位 ★★★☆
すみません!でもどうしても入れたかった!!新しいミスチルはここから。詳しくは後述。
9位 『DISCOVERY』 ’99年 ★★★★
一言で言えば「転換」のアルバム。Mr.Children自身の転換でもあったし、暗めのところから始まり、でも明るいところは明るくというアルバムの構成も転換を示している。一曲一曲に良曲が多く飽きが来ない。最後にかけての盛り上がりは一個人、音楽ファンとしての自分に多大な衝撃を与えたことは事実。
注目すべき曲
6.『Simple』
結婚式とかで歌ったり、したいなぁ。大好きな曲の一つ。
7.『I'll be』
ミスチルの楽曲史上一番イントロが長いんじゃ…。知名度こそ高くないが屈指の名曲の一つ。
8.『#2601』
ミスチルで最も謎多き曲。タイトルの読みすらわかっていない。
9.『ラララ』
歌詞の発想が面白いなとクスっと笑えるような幸せな曲。
11.『Image』
これがなきゃアルバムとして終われない。根幹をなす曲の一つ
8位 『REFLECTION {Naked}』 ’15年 ★★★★
発売前にツアーを行うといった新たな音楽の形を示したアルバム。ミスチルも含め、廃れてきたと言われるJ-POP界だが、まだまだ捨てたものではないなと、ミスチルファンではない音楽ファンとしてそう思った。さらに『[(an imitation) blood orange]』で感じたミスチルとしての停滞感や終息感もどこかに消えていった。曲調もバラードから激しいロックまで非常に幅広く、驚く。
注目すべき曲
1.『fantasy』
ツアーでも一曲目に歌われた曲で、初めて聴いた印象は「戻ってきた」だった。本作品“REFLECTION四天王”の一つ。
2.『FIGHT CLUB』
疾走感あふれるロック調の曲で桜井さんのサビでのファルセットが気持ちいい。とてもライブ映えする。
3.『斜陽』
「ミスチルっぽくない曲だよね」と旧友からいわれた。確かにポップさが一切ない曲調は一昔前を思い出す。
6.『I Can Make It』
ダークさが癖になるが今までとは若干違う惹かれ方。
10.『運命』
ポップなミスチル健在していることをこの曲で確認。中学生の恋愛のようで頬が緩む。
12.『忘れ得ぬ人』
個人的に本作で最強のバラード。ミスチルの中でも指折りのバラードになるはず。
13.『You make me happy』
個人的にはこの曲なかったら、アルバム聴くのに疲れていたと思う。いい働きをしつつ、決して手抜きではない幸せになれる曲。
17.『進化論』
とある知り合いのミスチルファンが、「ミスチルは今後この曲のように行くべきだ!!」とべた褒め。歌詞の内容は本作で一番壮大。
18.『幻聴』
“REFLECTION四天王”の一つ。『擬態』、『蘇生』を上回る名曲と個人的に思っている。ライブでの一体感はほんとに凄いと心が震えた。
20.『遠くへと』
心が洗われる。そんな曲。これを聴いて「アルバムも終わりかぁ。よかった!」と思ったのを覚えている。
21.『I wanna be there』
「一番タフな靴」など、『足音 ~Be Strong』を受け継いでいる曲でもあるなって思った。この曲を聴くと泣きそうになるんですがそれは。
22.『Starting Over』
「アルバムもそろそろ終わりか」と思っていたら飛び込んできた曲。サビに入った瞬間の驚きはどんな曲よりもはるかに鮮明に覚えている。「ここで、この曲持ってこれるとかどんなに凄いんだよ…」と言葉を失った。“REFLECTION四天王”の一つ。
23.『未完』
Mr.Childrenの可能性を感じずにはいられない。そんなアルバムだった。その締めくくりには最適な曲だと、そう感じた。リスナーの我々に、期待を残させる。そんな力がこの曲にはある。
7位 『I ♡ U』 ’05年 ★★★★☆
取っ付きにくい曲が多いことも事実。だけどそれでもなおこの順位に着けるのはすごいと思う。トータルしたらダーク色のアルバムだけど重い気持ちにならず聴き流せもする。激しめの曲と静かめの曲がいい具合にマッチしており、またミスチルとしては珍しい、『Monster』、『Door』などメロディラインが不鮮明な曲も多々。ただ、言えることは万人から好かれるアルバムではないだろうということ。重すぎず、軽すぎず、普通過ぎずの三拍子そろったアルバムであろう。聴けば聴くほどハマるのも確か。よく言えば名盤、悪く言えばアブノーマル。
注目すべき曲
1.『Worlds end』
激しいロック調の曲。なかなかいい。歌詞の意味も深い。
2.『Monster』
本作で最も注目すべき作品と言っても過言ではない。真意は聴けばわかる…はず。
4.『僕らの音』
きっと長く連れ添った二人の歌。ゆったりしたメロディーが心地いい。
6.『靴ひも』
ああ、一秒でも早く。大人であっても感じるあの感じ。
7.『CANDY』
ミスチルの真骨頂。深い何かが眠る。
12.『隔たり』
言わずもがな避妊具の歌。深い愛を感じる。
6位 『BOLERO』 ’97年 ★★★★★
「シングル曲多くね?」最初に抱いた印象である。しかし、浮いているわけでもなく聴き終わった後の満足感は一級品。ベストアルバムのような満足感があるが、何か違う。アルバム曲の攻撃性である。『Brandnew my lover』『傘の下の君に告ぐ』などロックテイストの曲に痛烈な社会風刺の曲。売上は300万枚と絶頂を極めたが、リスナーはどのような反応だったか。最も攻撃的であり、ロックなミスチルを聴くことができるのは間違いなく本作であり、珠玉の名盤である。
注目すべき曲
4.『Brandnew my lover』
攻撃的なロックサウンドと声。歌詞の内容も非常に濃厚。すなわちエロい感じ。
7.『傘の下の君に告ぐ』
多分タイトルは米軍の核の傘の下にいる日本のことだと思うのは俺だけ?ミスチルでは最強の社会風刺曲だろう。
8.『ALIVE』
絶望のようなイントロが希望に変わるまでを是非聴いてほしい。B'zの松本孝弘さんがすごいと名指しした曲。
9.『幸せのカテゴリー』
「愛し方ってもっと自由なもんだよ」。最強の失恋ソングの一つ。
11.『ボレロ』
あえてカタカナなのが憎い。一旦ここでこのアルバムは終了したと考えるべきだろう。
5位 『HOME』 ’07年 ★★★★★☆
並べてみて「このアルバムがこの順位か」と思うことも多いが、本作がその一つ。ミスチルのアルバムとしては一番静かで、落ち着いている。流れるように聴けるアルバムであるが故、ファンが「ミスチルがっつり聴くぞ!!」という場面では少し物足りない気もするが、一曲一曲のポテンシャルは遥かに他を凌駕する。アルバム曲のみで構成された『Another Story』から『やわらかい風』までの流れがとても秀逸で『彩り』と共に本作の基軸を作っていると言える。この曲の主題は言わずもがな。聴けばわかるし、聴けば必ず好きになる。
注目すべき曲
3.『彩り』
本作の主役的位置づけ。仕事終わりや、ただ疲れたときゆっくり浸りたい。
5.『Another Story』
名曲。彼氏目線の倦怠期のカップルを歌っている。そんな日に一人で聴きたい。
6.『PIANO MAN』
イッツゴナビーオーライ。タイトルを反対から読むと「NAMONAI P」=「名も無いP」。小林さん?
7.『もっと』
9.11のテロから触発されてできたが、お蔵入りになっていた曲。そういう事はなしにして心の奥を突く。
8.『やわらかい風』
優しいイントロ、優しい声、優しい音。恋の終わりを優しい気持ちで振り返った、そんな曲。
11.『SUNRISE』
メロディーが秀逸。自分の心がなんとなく沈んでいるとき、沁みるのはきっとこんな歌。
14.『あんまり覚えてないや』
「世界中を幸せに出来はしなくたって このメロディーをもう一度繰り返す」。
4位 『シフクノオト』 ’04年 ★★★★★☆
ミスチルの中でも屈指の人気を誇るアルバムの一つで自分自身もそう思うが、正直聴きやす過ぎて引くレベル(悪口じゃなく)。ポップなミスチルに転換するきっかけともなった作品とも言えるだろうが、これは名盤過ぎる。ディスりたくてもできない。是非聴いてみてほしい一枚。聴き終われば至福になっているはず。「アンチも聴いたら好きになるんじゃないか?」と真面目に思う。初めて聴くならまずはこれから。
注目すべき曲
1.『言わせてみてぇもんだ』
ロックテイストの曲。「ねえ 言ってみてよ」が可愛い。
2.『PADDLE』
シングル並みの名曲。阪神の藤浪晋太郎投手が登場曲として使っていた。
6.『Pink ~奇妙な夢』
本人はこんな夢を見たわけではないと話しているがなかなかいい曲。
8.『空風の帰り道』
落ち着いた感じ。一日の終わりに聴くと心が潤う。
10.『天頂バス』
かったるい感じから始まるが突き抜ける。ツアーでのアレンジも見事
3位 『IT'S A WONDERFUL WORLD』 ’02年 ★★★★★★
とうとうベスト3のアルバム。このアルバムを聴いてるとなんかとてつもなく壮大なものを俯瞰してみているような気になって、楽しくなる。『overture』から『蘇生』までの流れはまさにデビュー10年目にして日本を代表するバンドとなった、そして存在感も大きくなった当時のMr.Childrenを象徴しているといえよう。そして当時のMr.Childrenにしか奏でられなかったであろう名曲が数多く収録されている。本作には壮大でかつ爽やかな曲が多い中で、少し皮肉った曲も存在感を見せる。アルバムタイトルがそれを象徴しているようにも。
注目すべき曲
1,2.『overture』~『蘇生』
このレベルの曲が普通にアルバム曲なんだからすごい。圧倒的。
4.『one two three』
1,2,3 だぁー!
5.『渇いたKiss』
タイトルがエロい。失恋後のねちねちした心を歌う最強の失恋ソング。
7.『ファスナー』
個人的には「うわっ!こんなの歌うの?!」って感じで(笑)。
8.『Bird Cage』
桜井さんの声が伸びて気持ちいい。もやもやがサビで吹き飛ぶ感じは爽快。
11.『Drawing』
最初は好きじゃなかったけど、いい働きをしている曲。箸休めともなって癒される。
13.『いつでも微笑みを』
メッセージ性のかなり強い曲。9.11の事を歌っているようにも。
2位 『Q』 ’00年 ★★★★★★☆
挑戦的なアルバム。これは聴き初めにはおすすめしない。ミスチルファンでも評価を二分する。しかし個人的にはこれはこれでありかなと思っている。私も最初は「なんだこれは?!」という感じだったが聴きこんでいくうちに好きになるという、いわゆる「スルメアルバム」である。今作は遊び心に満ちていると言える一方、なかなか奇妙なアルバムでもあり、その奇妙さが癖になる。シングル曲も違和感なく組み込まれていて、一曲一曲をアルバムとして聴く時とそうでないときの印象が変わってくる。これもこれでまたこのアルバムの不思議さだ。因みに『I'll go to home.』は文法的にはやや奇妙。これも意図か?
注目すべき曲
1.『CENTER OF UNIVERSE』
「すべては捉え方次第だ」。これを言いたかったのだろうと思う。
5.『Surrender』
くそかっこ悪い失恋ソング。でもそこがかっこいい。泣けちゃう自分が嫌。
6.『つよがり』
ただつよがんなくていいとかそんな単純なことではなくて、壮大な片思いの歌。
8.『友とコーヒーと嘘と胃袋』
桜井さんの語りが堪んない。いい味出してる。今アルバムでは最も玄人好みの曲。
9.『ロードムービー』
メロディーラインがホントにきれいだから、これを聴きながらオートバイで是非直線の国道をノンストップで夜中に走りたい。
10.『Everything is made from a dream』
奇妙な曲の一つ。歌詞は賛否両論ある。
13.『安らげる場所』
渾身のバラード。この曲でのフィニッシュでお腹いっぱいになる。
1位 『深海』 ’96年 ★★★★★★★
ミスチルおよびJ-POP史に残る問題作であり、最強のアルバムが本作。深海というタイトルに沿い、ひたすら暗くひたすらにディープなアルバムに仕上がっている。恐ろしいほどアルバムとして完成されており、付け入る隙がない。若くして日本の音楽を背負う存在となった桜井さんの苦悩とプレッシャーは想像を絶するものであったようで、それを体現しているともいえる。現在でもJ-POPに多大なる影響を与えており、芸能界や音楽関係者にもファンが多数確認されており、その知名度は他とは一線を画す。まさに頂点でありJ-POPをこれなしには語ることができない一枚である。
注目すべき曲
全曲
一曲も欠けてはいけないのが聴けばわかるはずだ